「Rez Infinite + シナスタジア・スーツ」Media Ambition Tokyo 2016 にメディアアート作品として出展

Photo Producer: Yusuke Nomiyama (amana) Photographer: Atsuhiro Shirahata (un) Retoucher: Akira Takeuchi (un)
 
Tetsuya Mizuguchi + Rhizomatiks Architecture + Keio Media Design
本作「Synesthesia Suit (シナスタジア・スーツ)」は、VRビデオゲーム作品「Rez Infinite」の共感覚的なコンセプトを体現するために製作された。スーツ内に装着されている26の振動素子によって、音楽が振動と共に全身を巡り、その振動部分のLEDが点灯する。振動にはテクスチャ(質感)が伴い、弦楽器で弾かれている感覚や、太鼓で叩かれている感覚などが再現され、その質感に合わせて、LEDの色や光のパターンがシンクロする。音楽を耳からだけではなく、触覚や視覚として体感できる共感覚スーツである。

なお、本展示においては、「Synesthesia Suit」の共感覚性(光・振動)を空間全体に拡張すべく空間設計されている。VRの身体感覚を空間に反映させる実験でもある。