エンハンス、サンフランシスコPSX (PlayStation Experience)にて「Rez Infinite」を発表

12月5日、米サンフランシスコで開催された「PlayStation Experience 2015」(コンシューマーイベント)の基調講演において、PlayStation 4・PlayStation VR対応の「Rez Infinite」を発表しました。

「Rez Infinite」は2001年に発表された「Rez」の高解像度+VR拡張版

「シナスタジア」(共感覚)をコンセプトとした音楽シューティングゲームであり、ゲームプレイを通じて、効果音は音楽となり、音楽とビジュアルが呼応し、音楽は振動に変わる。

15年の時を経て、PlayStation VR対応により、3Dの映像、3Dのサウンド、そして音楽に合わせた触覚を通じてより高い没入感を実現することが可能。これこそが 「Rez」の完成形。新たなエリア「Area X」も収録予定。

ゲームプレイはごくシンプル。プレイヤーはサイバースペースのハッカーとなり、その空間を進みながらロックオン攻撃でウィルス(敵)を倒す。レベルが進む毎にプレイヤーのアクション、映像、効果音のシンクロが更にパワーアップ。プレイしているうちにグルーヴ感が出て徐々に盛り上がっていく。

 

「シナスタジア・スーツ」初披露

基調講演で水口哲也が着用した「視覚」・「聴覚」体験を、「触覚」まで拡張する共感覚スーツ。

「Rez Infinite」の共感覚的なコンセプトを体現するために製作された。スーツ内に装着されている26個の振動素子によって、音楽が振動と共に全身を巡り、その振動部分のLEDが点灯する。振動にはテクスチャ(質感)が伴い、弦楽器で弾かれている感覚や、太鼓でたたかれている感覚などが再現され、その質感に合わせて、LEDの色や光のパターンがシンクロする。音楽を耳からだけではなく、触覚や視覚として体感できる共感覚スーツである。

スーツはライゾマティクス (Rhizomatiks) と慶應義塾大学大学院のメディアデザイン研究科(Keio Media Design / KMD)と共同開発。

 

Engadget: 共感覚シューティング Rez がPS VR対応で復活、『Rez Infinite』発表。3D音響と60fps / 120fps、フルHD描画

Wired:伝説のゲーム「Rez」が、PlayStation VR対応で再降臨!

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